9月9日は「世界占いの日」です
今や占いは日々の生活の中でも、切り離せない存在となっていますね。毎朝TVでは占いをやっています。そんな占いを見てから出掛ける、なんていう人もいらっしゃるかもしれませんね。
「世界占いの日」にちなんで、占いの雑学などを見ていきましょう。
「世界占いの日」の由来や意味

地球最後の日
9月9日は「世界占いの日」となっています。
その由来は、世紀末に日本を賑わせたノストラダムスの終末予言の日が、1999年の9月9日だったことによるものです。
制定したのは日本占術協会というところで、この会は1973年に発足されています。様々な占術のプロたちが多く登録されていて、資質の向上や普及を行っている団体。
「世界占いの日」には、日本各地で占いのイベントが行われています。商業施設やインターネットを使っての無料占い、珍しい占いなどを安価で体験する事が出来る場となっています。
興味ある方は、この機会に占って頂くのもいいですね。
占いの歴史

占星術
占いは紀元前2000年頃のメソポタミアに起源があり、シュメール人たちが行っていた「プロト占星術」だと言われています。
この頃の占いは、現在のようなしっかりとした形にはなっておらず、様々な自然現象を観察していたに過ぎません。
例えば、洪水の前にはどんな予兆があったのか、彗星などを見た後に何が起きたのかなどを観察していった結果、この後にはこんなことが起きるというような感じだったようです。
そういうことを蓄積していった結果、占いの基礎が生まれていきました。
12星座の元になるものが出来たのは、バビロニアでのこと。この時代にはホロスコープに似たものも既に作られていたようです。
キリスト教の普及で衰退した時期もありましたが、ルネサンス期にはヨーロッパで「占星術」という学問として広まりました。
その後も衰退と復興を繰り返しながら、しっかりと受け継がれていたようで、19世紀頃からは大衆の間に多く広まり、現在に至っているようです。
日本では卑弥呼の時代から、「亀甲占い」などをしていました。
平安時代には、安倍晴明などで有名な陰陽師がおり、彼らはれっきとした政府機関の人間でした。あらゆる吉凶を占い、何をするにもそれらで決めていたようです。
占いにはどんな種類がある?

オラクルカード
占いと言ってもその種類は多く、ネットで調べると無数の占いが存在していますね。
そんな占いですが、ざっくり3種類に分けることが出来ます。
命(めい)・卜(ぼく)・相(そう)というものです。
命とは
生年月日や出生地など変わることのない、宿命や運命を元にして占うものです。
この中には占星術・四柱推命・数秘術・九星気学などがあります。
卜とは
こちらはインスピレーションを働かせながら、解釈していく占い。
亀甲占いやタロットカード、おみくじなどによる占いがこの中には含まれます。
相とは
目に見える形や情報から様々な事を読み解いていく占いで、命と卜を併せ持った占い。
手相や人相、風水、夢占いなどがこの中に含まれます。
最近ではこの他に、霊(れい)というものも入ってきているようです。いわゆる霊感を駆使した占いで、オーラ占いやチャネリングと言ったものを指します。
タロット占いや占星術は、読み解く知識や力が必要になってきますので、中々難しいものですが、自宅で簡単に出来る占いがあります。
それがオラクルカードと呼ばれるものです。
オラクルとは「神託」という意味で、たくさんの種類のカードが発売されています。一枚一枚にしっかりとした意味があり、カードを引いてそのカードの意味を読むだけでいいので、誰でも簡単に占いに触れることが出来る、便利なアイテムとなっています。
まとめ
占いの種類は様々。ネット上にはたくさんのサイトがありますから、その中から自分に合ったものを探すのも楽しいですね。
けれど当たるも八卦、当たらぬも八卦。すべてを占いに頼るのではなく、参考程度にしておくのがいいようです。