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わらじ祭奉納花火大会2019!日程や見所を簡単チェック!

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祭りの提灯写真

「ダンダラボッチ」伝説と関わりがあるという、このお祭り。

「ダンダラボッチ」ってナニ者?なぜお祭りは申の日なのか?など、800年の昔に始まった(?)お祭に関連するエピソードなどについて、記事ではご案内していきます。

わらじ祭りの歴史・由来

島の風景写真

多島の風景

古くは「ゆやの祭り」と呼ばれたこのお祭りは、毎年9月の申の日、三重県志摩市大王町波切で開催されます。

その歴史は古く、はじまりは少なくとも300年以上もむかし。江戸時代に書かれた文書には平安時代(12世紀くらい)から始まったという既述がありますが、一時期さびれた後、江戸時代、上方文化で有名な元禄年間に復興され、韋夜権現の秋祭り、韋夜権現祭という呼び名になりました。

冒頭でご紹介したわらじ祭と関わりがあるという「ダンダラボッチ」とは、大王崎の沖、大王島に住んでいたとされる身の丈三十尺(約10m)一つ目の大男で、波切里の浜に来ては大風や大波を起こし娘をさらうなどと悪さをしていただそうです。

困った村の衆は、産土神の韋夜神さま(いやのかみ)に助けを請い、韋夜神さまの(自分より大きな者がいると思わせて大きさが自慢のダンダラボッチを怖がらせるという)作戦により「ダンダラボッチ」を追い払うことができたのですが、その時、災難を追い払った方法にあやかり、波風など地元の厄難を追い払う神事としてはじめられたのが、わらじ祭りで欠かせない2つの神事(「わらじ曳き神事」「わらじ流し神事」)の始まりとされています。

ちなみに、波切りには民話に関連して「ダンダラボッチ」の糞とされる烏帽子岩大きな足跡(魚市場付近の岩)があります。

<民話ダンダラボッチの動画>

お祭りの開催日は日付曜日に関係なく「申の日」ですが、これは「災厄が去る」に引っかけて申(さる)の日といういわれの他、「申の日」は波切神社の祭神、猿田彦の日でもあります。

その猿田彦神は海女の神、漁師の神とされているのですが、これは猿田彦が神話の中で海人漁をしていたことに由来するそうです。

わらじ祭りの日程スケジュール

2019年の日程

9月11日(火)

 8:00~  わらじ造り (大王公民館)

9月13日(木)

 10:00~ ※「わらじ曳き神事」 (波切神社)

9月14日(金)

 13:00~ 奉納相撲大会 (波切小学校相撲場)

9月15日(土)

 9:00~  鼓笛隊パレード (旧サンパール前出発予定)

 9:30~  みこし (柔剣道場前出発予定)

 10:00~ 食いだおれ市 (イベント会場) ~21:00

 10:00~ 宝船・踊り子道中 (波切コミュニティセンター前出発)

 10:00~ シーカヤック体験 (波切漁港)

 11:20~ ダンダラボッチ&踊り (イベント会場)

 12:00~ わらじみこし (イベント会場)

 12:00~ かつお一本釣り体験 (波切漁港)

 13:00~ 魚のつかみ取り (魚市場内)

 14:30~ 巫女の舞 (イベント会場)

 14:40~ ※わらじ曳き (イベント会場)

 15:30~ ※「わらじ流し神事」 (須場の浜)

 17:30~ わらじ祭演芸大会 (イベント会場)

 20:00~ 奉納花火大会 (波切漁港)

志摩市観光協会〜わらじ祭り〜

わらじ祭りの見所

お祭りの花火風景写真

お祭りの花火風景

これら日程のなかで重要なのは歴史・由来でもご案内した「わらじ曳き神事」「わらじ流し神事」。

これらふたつの神事で登場する2m、横1mの大わらじは本祭の前々日に作られ神社拝殿に奉納されます。

その後、まず行われるのが「わらじ曳き神事」。巨大「わらじ」を大王島に向かって稚児が引く神事で、県の無形文化財に指定されています。巫女さん舞や稚児さんの踊り後、子供達が巨大「わらじ」を曳きます。この行事は神社拝殿の他、イベント会場でも同様のものが披露されます。

その「わらじ」を大王の沖に流す神事が「わらじ流し神事」です。まずは地域の若衆が担がれた「わらじ」が神社を出て須場の浜につきます。

そこで祓いを受けた後、ふたたび若衆に担がれ入水、沖で漁船に渡し、さらに沖へ曳かれ大王島にむかって流されます。この行事もまた県の無形民俗文化財に指定されています。

ふたつの神事の他、最終日の夜(20:00~)には波切漁港で花火大会が開催されます。港内、間近で打ち上げられる450発の花火は迫力満点です。

会場・アクセス

波切神社 三重県志摩市大王町波切1


電車

 近畿鉄道「鵜方駅」より三重交通バス(御座行き)「波切小学校」下車、徒歩約10分

 伊勢自動車道「伊勢西IC」から車で約1時間

 ※会場周辺には無料駐車場があります

志摩市観光協会〜わらじ祭り〜

まとめ

志摩半島といえば伊勢にも近く、歴史が古い神社が多く、古くから伝わるお祭りも数多く伝承されています。英虞湾、賢島(かしこじま)といったネーミング自体がすでに素晴らしく、豊かな雨量に育まれ緑濃い陸地が音もなく水際に沈んでいく多島海

その景色は訪れる人々を魅了し、西日本きっての観光地として、いまではその名を世界に轟かせています(特に2016年、伊勢志摩サミット以降)。

そのうえ食も豊富。「あわび」「サザエ」といった、ひと通りのおいしいモノが楽しめるのですが、特に、おすすめなのが本場(?)伊勢エビ。英虞湾を車で走っていると直売所などで(その場で)味わえたり、おみあげとして持ち帰ることができます。

個人的な話ですが、その昔、春夏秋冬、この場所に通い詰める機会があり「このエリアを越える観光地など世界にないのでは?」と行くたびに思っていたのですが、なかでも、もっとも素晴らしいのは夏。「わらじ祭り」の頃は夏も終わりなのですが、その名残を残しつつ蜩が鳴く(?)時期も、もちろん、そのたまらなくいい季節に含まれます。

まだ行かれていないという方はとにかく行きましょう、夏の終わりの志摩半島へ

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