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新庄まつり2019!日程や見所を簡単チェック!

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新庄まつり

山形県の北東に位置する新庄市では、夏も終わりに近づく8月24日から26日になると3日間の盛大な「新庄まつり」が開催されます。

新庄市民総出の壮大なスケールのお祭りである新庄まつり。趣向を凝らした豪華な山車が巡行する光景は「日本一の山車行列」と呼ばれるほど有名です。

毎年約50万人の観光客が訪れる山形県の新庄まつりの魅力をたっぷりご紹介致します。

新庄まつりの歴史と由来

新庄まつりのはじまり

山形県新庄市の中心部で、桜の名所としても有名な最上公園。ここに、新庄まつりの由来を持つ戸澤神社があります。

鎌倉時代より名門であった戸澤氏は、初代武将の戸澤政盛が出羽国(でわのくに:現在の山形県と秋田県に相当する地域)にて、新庄藩を立藩し藩政の基礎を固めます。戸澤氏は、早くから新田開発や鉱山開発などに取り組むなど、新庄地区の繁栄と発展に貢献し、その安定した藩政は長期にわたって人々の暮らしを守ってきました。

しかし江戸時代に入ると宝暦、天明、天保の大飢饉が東北地方を襲い地域では多くの餓死者を出し、藩政は破綻寸前まで陥ってしまいます。

時の新庄藩五代藩主の正諶は、江戸幕府から米三千俵を借り上げるなど、直ちに領民を救う対策をとり、そして地域の飢饉からの回復と五穀豊穣を願い城内の天満宮祭りを新たに開催したと語り継がれています。その際に、趣向を凝らした「飾り物」を出すようにと、戸澤正諶が各町村にお触れを出したことが、新庄まつりで巡行する山車のはじまりだと言われています。

これら歴代の戸澤氏の御恩に報いるかのように、明治27年、初代藩主である戸澤右京亮政盛公の霊を祀る戸澤神社が新庄の人々達によって創建されました。25日に行われる当時の新庄藩の繁栄をしのぶような神輿行列は、この戸澤神社から出発します。

新庄まつりの期限をわかりやすく紹介した動画がありましたので、是非ご覧下さい。

新庄まつりの見所

①山車

2016年にユネスコ無形文化遺産登録として認定を受け、日本一の山車行列と称えられる新庄まつりの山車は、特殊な呼び方で「やたい」と呼ばれ、幅が約3.5m、長さが約7m、高さは約4.5mの巡行の際に信号機や道路標識にぶつからない造りとなっています。

山車の上で繰り広げられる物語は、神話や歴史上の武将たちが主役の舞台ですがその精巧な表現は、背景の植物や滝、波飛沫に至る所まで活かされ、造形の見事さに圧倒されてしまうほどです。

夕刻の新庄の街を巡行する山車は、内部から明かりが灯され、光と陰が織りなす山車の立体美は最高潮に達します。

新庄まつりの主役である美しい山車は、4ヶ月前から制作が始まり、山車の制作には歴代から続く職人や専門家が関わっていないことが特色です。

しかし、各山車の人形に、今にも動きだすような共通の迫力を感じて驚かれる方も多いでしょう。繊細な表情の人形たちの制作を手がけているのは、新庄まつりのある新庄市に魅せられた有名な能面彫刻家である野上家の職人です。

つまり新庄まつりの豪華絢爛な山車は、伝統職人と地域の若連の情熱の結晶で普段目にすることのできないプロの能面師の作品が間近で見られることも新庄まつりの醍醐味と言えます、

新庄市に訪れる観光客の方々に、お祭りを十分に堪能してほしいという気持ちから新庄まつりの全ての山車にはGPSが搭載されています。「新庄まつり公式サイト」には山車の現在位置を確認できるページが常設されていますので、決められた時間内で十分に好きな山車を追いかけることができますよ。

新庄まつり山車追跡

②仁田山鹿子踊り

日本各地の伝統曲芸には、昔の人から口伝えによって継承されてきたものが存在し楽譜はありません。

新庄まつりで奏でられる祭り囃子もその1つですが、新庄まつり観光で是非見ていただきたい「萩野・仁田山鹿子踊り」も、昔からの口伝えで継承されてきた山形県を代表する伝統芸能です。30分にわたる古風な踊りは、カモシカの動きを摸した踊りで、7頭の鹿子と2人の地方から構成されます。

太い竹で作った「ささら」をすり鳴らしながら地方が御詠歌調の唄を歌い、鹿子達も腰に小太鼓を抱えて踊ります。

この踊りの起源は、遠い昔、小倉山にてカモシカが群がり踊っている姿に遭遇すると、その年は豊穣豊作になるとう伝説が基で、踊りの中には兄弟のカモシカがじゃれ合う姿や、雄が雌の前で踊る動きが含まれています。

近くの山々にカモシカが棲んでいた自然豊かな風土を思わせる鹿子踊りは、萩野と仁田山の2地区に限定された伝統芸で、昭和51年に県指定文化財、無形民俗文化財に指定されました。

新庄まつり開催日程

新庄まつり開催日程

日時 
2019年8月24日(土)〜26日(月)
場所 最上公園・新庄駅周辺・中央通り交差点・南本町十字路

8月24日(土) 宵まつり 8:30〜20:30
新庄囃子合同演奏会、戸澤神社例大祭、山車巡行

8月25日(日) 本まつり 7:00〜16:00
天満宮例大祭、神輿渡御行列、本まつり山車行列

8月26日(月) 後まつり 8:30〜20:30
護国神社例大祭、子若連獅子演奏会、街中鹿子踊り、手締式、素人歌謡演芸ショー

当日の交通規制や有料観覧席など、お問い合わせは下記のサイトへ。

新庄まつり実行委員会

まとめ

山形県新庄市の夏を彩る新庄まつり。

このお祭りの魅力はなんと言っても地域の人々の情熱です。祭り開催期間は幼稚園・保育園の施設、学校は休校に、企業も休業になってしまうのですから、人々の意気込みは並大抵のものではありません。

地域全力で参加するお祭りで、新庄の人々の情熱を近くで感じてみませんか。

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