敬老の日には、プレゼントに沿えて手紙やメッセージカードも贈りたいものです。
その際、どんなことを書けばいいのかと迷ってしまうものです。
誰に贈るかということで、メッセージの内容も変わってきますが、ここではメッセージに盛り込みたいフレーズをいくつか紹介していこうと思います。
敬老の日のメッセージに盛り込見たいフレーズ集

メッセージを考える女性
おめでとう
お祝い事の代名詞はやはり「おめでとう」です。
敬老の日は、その日を元気で迎えられたことを祝う日でもありますので、無事にそれが達成できたことを祈る意味でもふさわしい言葉でしょう。
書き出しの部分で迷ってしまう方も多いかと思いますが、「敬老の日、おめでとう」なんていう簡単な文章でも特に問題はありません。
ありがとう
祝われる側にとって、もっとも心が救われ、ねぎらわれていることを感じられるのは「ありがとう」ではないでしょうか。
「ありがとうは魔法の言葉」とはよく言われるものですが、まさにその通りです。
おそらく、日常的に心を込めて感謝の気持ちを伝えられている人は少ないでしょう。
敬老の日はそのチャンスです。しかし、口頭で伝えるのは気恥ずかしいところもあります。
そういった人は、その思いをきちんと手紙にしたためて伝えるようにしましょう。
ごめんなさい
子供は成長してくると、徐々に家族とは疎遠になっていくものです。
それこそ、喧嘩別れになってしまい、しばらく連絡すら取り合っていないような状態の家族もあるのではないでしょうか。
時間が経つにつれて、何か謝りたいと思うようになっても、なかなか勇気が出ず、そのままにしてしまうということもあるでしょう。
そういった人にとって、大切なのはきっかけです。
何もない日常の時に、いきなり「ごめんなさい」と切り出すのは不自然ですが、敬老の日にプレゼントを添えて実家に手紙を贈る。
その心はしっかりと伝わるはずですし、改めて家族の絆を深めていく大切なきっかけになることでしょう。
これからもよろしく
敬老の日は、決して最終到達地点ではありません。
これまでの労苦をねぎらいつつ、これからも元気で健康に過ごしてほしいという意味が込められている祝日です。
むしろ、祝われた側(祖父母・両親等)が、今後に向けて生きていく活力になるようなメッセージが欲しいところです。
もちろん、お祝いを受けるだけでも嬉しいですが、さらに今後についても変わらずにいてほしいというメッセージが込められていると、さらに思いをしっかりと伝えることができるでしょう。
まだまだ面倒をおかけします
先ほども述べましたが、子供は大きくなると徐々に独立していき、次第には親のもとを離れていきます。
実家を離れると、年に数回しか会わないということも少なくありません。
それ自体、親にとっては大変喜ばしいことですが、同時に少し寂しさも感じるものなのですね。
子供が自分の力で生きていくのを喜びつつ、親はどこか物足りなさも感じています。
その心理を利用して、「まだまだ頼りにしているよ」というメッセージを伝えると、それが事実か否かはさておき、親の心理としては非常に喜ばしいものなのです。
また遊んでね
子供と一緒に遊ぶのには、体力が必要です。
おじいちゃんおばあちゃんは、小学生くらいの子供のペースには、段々ついていけなくなります。
しかし、小さいころに可愛がってもらった記憶というのは、子供の中に一生残り続けるもの。
小さいころと同様の遊びを楽しむのは、体力的に厳しい部分も大きいですが、それでも「また遊びたい」というメッセージは、おじいちゃんおばあちゃんに「まだまだ元気でいなくちゃ!」という思いを募らせることにもなります。
何より、それが大きな生きるモチベーションとなっていくはずです。
「元気でいてね」というメッセージよりも、元気でいることで実現可能な「また遊んでね」というメッセージの方が、目標もはっきりと見えるので、効果的とも言えるでしょう。
まとめ
以上、敬老の日の手紙やメッセージに添えたい例文をいくつか紹介しました。
もちろん、この一言だけではなく、それぞれの家族の状況等に応じて、書かれる内容は異なってきます。
かなり個別具体的な話を盛り込むのもいいでしょう。
しかし、やはり「ありがとう」「これからもよろしく」という言葉はマストで入れていきたいですね。
そして、日ごろの誰も気づいていないような、本人も特に意識していないようなことに着目して、それを褒めたり、それについて感謝を述べたりするのもおススメです。
人間は、別にお礼を言われるためでもなく、無意識にやっていたことを褒められると、非常に喜びが大きくなるものです。
そして、褒められた側は「もっと頑張ろう!」と新たなエネルギーが湧いてきます。
日ごろはなかなかそのワンシーンを取り上げて感謝を述べるということはできませんから、敬老の日という年に一度の特別な機会を狙って、感謝を伝えていくようにしましょう。