大人気キャラクターのムーミンに記念日があります。
ムーミンだからム(6)-ミ(3)ンの語呂合わせで6月3日?と思われるかもしれません。ムーミンの日は8月9日です。ムーミンの誕生日?本の出版日?とか疑問が出てきますよね。
ここでは、なぜ8月9日なのか由来や意味を紹介します。
2019年3月にオープンしたばかりのムーミンバレーパークや今更、聞けないムーミンの仲間たちの話を紹介しますので、ちょっとだけムーミンに詳しくなって下さいね。
ムーミンの日の由来や意味は?
ムーミンの作者トーベ・ヤンソンさんの誕生日である8月9日が由来です。2005年にムーミンの第1作「小さなトロールと大きな洪水」が発表60周年になるのを記念して、ムーミンの日が制定することを計画しました。
ただ、日にちを決めるのに苦戦しました。
ムーミンや仲間たちの誕生日は作中に登場していないので分かりません。「小さなトロールと大きな洪水」の出版日は記録として残っていませんでした。ムーミンの6と3の語呂合わせだと原作のフィンランドの人や世界中の人とはお祝いできません。
色々な日にちが考えられた中、作者の誕生日に決まりました。
ムーミン誕生の歴史
ムーミン誕生までの歴史と現在までを作者の誕生から簡単に振り返っていきます。
1914年8月9日に作者トーベ・ヤンソンさんが誕生します。
1920年代に、サマーハウスの壁にムーミンの原型と言われているキャラクターの落書きをします。6歳の時点で発想が豊かだったんですね。
1932年に叔父に「ムーミントロールというお化けがいる」と脅かされ、絵日記に残しています。
1934年に水彩画で黒いムーミントロールを描いています。
1945年に「小さなトロールと大きな洪水」が出版されます。その後も第2作の出版やスウェーデン語の新聞に連載と人気になっていきます。
1969年に日本で「ムーミン」がアニメとして放送が始まりました。
アニメの放送によりムーミンは日本で人気者となりました。
2001年6月27日作者トーベ・ヤンソンさんが永眠されます。
2019年3月16日に埼玉県に「ムーミンバレーパーク」がオープンしました。
ムーミンの主要キャラクター紹介
ムーミントロール
ムーミンと呼ばれていますが、正式にはムーミントロールです。ムーミン族の男の子です。トロールとついているので、北欧の伝承される妖精やハリーポッターに出てくるトロールを思い浮かべますが、見た目が全く違います。作者のトーベ・ヤンソンさんが考えた完全オリジナルのキャラクターです。
スノークのおじょうさん
ノンノンやフローレンと呼ばれています。ムーミントロールのガールフレンドです。ムーミン族ではなく、スノーク族の女の子です。スノーク族は気持ちによって体の色が変わる特徴があります。
ちびのミィ
ミムラ族のミムラ夫人の娘で、スナフキンと異父きょうだいです。小説ではムーミン家の養女になっています。
スナフキン
ムーミントロールの親友です。ミムラ族のミムラ夫人の息子で、ちびのミイの異父きょうだいです。ハーモニカを吹いて、曲などを作り、釣りをして、旅をしています。
スニフ
ムーミントロールの親友です。ムーミンたちのように種族名は作中に掲載されていません。ムーミンパパとスニフの両親は若いころの友人でしたので、親子二代で友達です。
ムーミンの本は?
読んでみたい気持ちになりますが、ムーミンの本はどんなものがあるか気になります。ムーミンの本は、小説のシリーズ9巻、絵本の4巻、弟ラルス・ヤンソンさんと描いたコミックス16巻があります。
小説、絵本、コミックスとあるので、小さい子供から大人まで楽しめます。
ムーミンの小説
- 小さなトロールと大きな洪水
- ムーミン谷の彗星
- たのしいムーミン一家
- ムーミンパパの思い出
- ムーミン谷の夏まつり
- ムーミン谷の冬
- ムーミン谷の仲間たち
- ムーミンパパ海へいく
- ムーミン谷の十一月
ムーミンの絵本
- それからどうなるの?
- さびしがりやのクニット
- ムーミン谷へのふしぎな旅
- ムーミンやしきはひみつのにおい
ムーミンのコミックス
- 黄金のしっぽ
- あこがれの遠い土地
- ムーミン、海へいく
- 恋するムーミン
- ムーミン谷のクリスマス
- おかしなお客さん
- まいごの火星人
- ムーミンパパとひみつ団
- 彗星がふってくる日
- 春の気分
- 魔法のカエルとおとぎの国
- ふしぎなごっこ遊び
- しあわせな日々
- ひとりぼっちのムーミン
- ムーミン谷へようこそ
- ムーミン一家のふしぎな旅
沢山あるので、好みに合わせて、小説、絵本、コミックスで楽しみたいです。
読んだら行きたくなるムーミンバレーパーク
子供から大人まで楽しめるムーミンがテーマパークとしてオープンしたので、家族やカップルで行くのにおすすめです。簡単にどのようなパークかご紹介します。
原作のムーミンが描かれた「本」のウエルカムゲートがお出迎えしてくれます。
ムーミンパパが作った水浴び小屋、ムーミン屋敷やエンマの劇場など原作の建物が楽しめ、ライブエンターテイメントや体験型シアター、ムーミン谷のジオラマが楽しめます。
場所
〒357-0001 埼玉県飯能市宮沢327-6 メッツァビレッジ
アクセス
電車だと西武池袋線の飯能駅、JR八高線の東飯能が最寄り駅です。東京駅からだと乗り換え1回約70分で着きます。
最寄り駅からバスで約13分でパークへ着きます。
車でお越しの方は、駐車場が事前予約できるので要チェックです。狭山日高インターチェンジから県道262号線経由で5.4kmで着きます。青梅インターチェンジから県道218号線経由で約11kmで着きます。
チケット料金
入園料はおとな(中学生以上)は1500円、子供は1000円、3歳以下は無料です。予約ができます。ムーミン屋敷ガイドツアーなど一部有料アトラクションがあります。
まとめ
ムーミンの歴史は長く、子供から大人まで楽しめる人気者ですね。
フィンランドでのムーミンは、日本でのアンパンマンと同じなのだなと感じました。ムーミンの日である作者トーベ・ヤンソンの誕生日8月9日には、ムーミンの本を読んだり、ムーミンバレーパークに行きたいですね。
ムーミンは小説だけだとイメージできなかった所もアニメや絵本、コミックスがあるので、壮大な世界観をイメージできます。
ムーミンバレーパークでムーミンの世界観を体感したいですね。