島根県の東部に位置し日本海を北に望む松江市は、潮風が吹く豊かな大地と新鮮な海の幸に恵まれた街です。
松江市のシンボルである宍道湖(しんじこ)は、周囲45㎞で、宍道湖に沈む夕日は美しさ日本一と謳われるほどで日本夕陽100選に選定され、毎年夏になると
この宍道湖の美しい湖面を舞台に、松江市では盛大な花火大会が開催されます。
その花火大会の豪華さは西日本最大級と呼ばれる松江水郷祭の魅力とお得な情報をご案内します。
松江水郷祭の歴史と由来
松江水郷祭は、宍道湖に浮かぶ嫁ヶ島の竹生島神社(ちくぶじまじんじゃ)の例大祭が起源と言われています。
竹生島の石の祠に祀られた弁財天さまのお祭りは地元で水郷祭と呼ばれていて、水郷祭の期間は松江市内の俳句会の人々によって句会が開かれ、夜の宍道湖に灯籠や舟を浮かべるという、夜の祭りの風情を楽しむ形ができあがりました。
昭和4年になると、松江の商店街の有志たちによる宍道湖上での仮装舟行列や花火大会が行われ、「水の都」松江を象徴する観光行事の意図も込められて行きます。
水郷祭開催期間中の街では、夏の納涼大売り出しが催され、現在の盛大な水郷祭の原型が完成し、併設テントステージの「松江だんだん祭り」と共に松江市を代表する夏のお祭りとして現在に至ります。
松江水郷祭の見所〜花火大会〜
松江水郷祭では、沢山の盛大なステージイベント(マジックやサーカス、石見神楽やコンサートなど)が開催されますが、見どころは何といっても宍道湖の水面と夏の夜空を華麗に彩る花火大会です。
松江水郷祭の盛大な花火大会を、ゆっくり満喫されたい方は、宍道湖近くのホテルに宿泊されることをお勧めします。湖上花火が間近で観賞できる絶景スポットでもあり、開催日近くになると各ホテルは宿泊予約が殺到しますので早めにご計画をお立て下さい。
浴衣で花火観賞
「夏の花火大会は浴衣で行きたい」と考える方も多いほど、今や私たちの浴衣を着るシーンで圧倒的に多いのは、夏のお祭りや花火大会で夏の夜に映える浴衣の涼しげな姿に憧れを抱かれる方も多いでしょう。
西日本最大級の花火大会を誇る松江水郷祭は、浴衣出張着付けや、浴衣レンタルのお店がタイアップしていますので貴女の夢を叶えてくれますよ。
堀川小町では、水郷祭当日の出張指定ホテルにて、着付けのみのプランやヘアセットもお任せできますよ。レンタルでは浴衣と帯、コーリンベルトや腰紐などの着付け小物の他、下駄もレンタルに含まれています。
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花火観賞で有名な地元の観覧スポット
宍道湖の東側に位置する白潟公園は、宍道湖に沈む夕日が美しいスポットとして有名です。宍道湖を中心とした夜景が広がるため、水郷祭の花火大会の日は地元では
絶景スポットとして多くの人々で混雑します。
水郷祭当日は、県外からの観光客向けに有料観覧席が設けられますので有料観覧席のお申込みと詳細は下記にてご確認下さい。
水郷祭花火大会へのアクセス
場所:湖南中学校グラウンド、NEXCO跡地
時間:12:30~
料金:1,000円/台(400台限定)
無料シャトルバス(臨時駐車場と会場間を運行します)
行き:13:00~18:00随時運行(臨時駐車場発)
帰り:21:10~22:00随時運行(会場の公園駐車場発)
臨時電車・臨時バス情報
2019松江水郷祭の日程スケジュール
開催期日:2019年8月3日(土)・4日(日)
今年は連日に渡り、湖上花火大会と盛大なステージイベントが開催されます。
松江水郷祭推進会議(松江商工会議所内)
TEL 0852-32-0504
FAX 0852-23-1656
まとめ
松江の夏の風物詩ともいえる松江水郷祭は、西日本最大級の花火大会だけあって会場は大変混雑します。また花火大会が終わる頃の交通渋滞は避けられませんので、お越しの際には事前の確認と早めの計画をお勧めします。
水郷祭にちなんで開催される「松江だんだん祭り」はテントで設けられた特設ステージでお料理やお菓子が並ぶ屋台の他、ビアガーデンもありますので、大人も子供も一緒になって楽しめますよ。
水の都と呼ばれる松江の「湖上に映える豪華絢爛な花火の美しさ」に今年の夏は触れてみませんか。