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マッチの日とはいつ?どんな記念日?意味や由来は?知って得する雑学も!

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マッチの写真

日々の生活において「」は欠かせない資源であり、火が無いと生活できないシーンは日常生活にありふれています。

火をおこす道具として、昔からある「マッチ」は、現在でも使用される事は多く、マッチを好んで使用されている方もいらっしゃると思います。

現在はライターなどの文明的な着火器具が普及しており、マッチを使った事が無い方もいらっしゃるかも知れません。

ですが、マッチ棒と箱を擦り合わせて着火する際の、独特の感触と匂いが好まれ、タバコに火を付ける際はマッチを使う、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな、人々に愛されているマッチには「マッチの日」という記念日がありますが、マッチの日が何月何日なのか、ご存じでしょうか?

この記事では、「マッチの日」が制定された由来や、マッチの名が付く童話など、マッチに関連したお話をご紹介していきますので、是非最後までご覧ください。

「マッチの日」の由来とは?

火のついたマッチの写真

火のついたマッチ

初めに、マッチについて少し説明したいと思います。

マッチとは、軸木につけた頭薬を摩擦によって発火させる道具の事を言います。

塩素酸カリウム・ガラス粉・硫黄などから出来ている頭薬を、マッチ箱の側面に塗布した赤燐(せきりん)・硫化アンチモンなどから出来ている側薬に擦り付けて着火する「安全マッチ」が普通であり、昔は壁や靴に擦り付けて着火出来るものもありましたが、現在は製造中止となっています。

日本のマッチは、1875年にフランスに留学していた清水誠氏が、東京で黄燐マッチを製造したことが始まりと言われています。

当時マッチは、自由に購入・使用が出来るものではなく、配給制でした。

しかし、1948年の「9月16日」に、それまで配給制だったマッチの自由販売が認められました

このことを記念して設けられた日が「9月16日 マッチの日」です。

マッチを自由に使うことが出来ない不自由さから、ようやく解放された瞬間でした。

今となっては、火をおこす器具は身近に、安価に手に入りますが、昔は火を使う事さえ国によって徹底的に統制されていました。

料理に、娯楽に、エネルギー資源にもなるは、日常生活には欠かせない大切な資源ですので、日頃から無駄使いはしないよう心掛けたいものですね。

「マッチ売りの少女」の内容とは?

絵本を読み聞かせる写真

絵本の読み聞かせ

マッチ」と名の付く童話の中に、「マッチ売りの少女」があります。

マッチ売りの少女は、自身の幼少期に親御さんから読んでもらったり、図書館などで絵付きの童話を読んだりと、触れ合う機会の多い有名な童話です。

ここからは、マッチに関連して「マッチ売りの少女」の童話の内容についてご紹介したいと思います。

【マッチ売りの少女】

アンデルセンの銅像の写真

アンデルセンの銅像

年の瀬も迫った大晦日の寒い夜に、小さな少女がマッチを売っていました

父親に叱られてしまうため、マッチをすべて売るまでは、家に帰る事ができません。

しかし、年の瀬の慌ただしさから街ゆく人々は少女には目もくれず、目の前を通り過ぎていくだけでした。

夜も更け、寒さに拍車が掛かってきた頃、少女はあまりの寒さから、少しでも暖まろうと売っているマッチに火を付けました

マッチの炎を見ていると、少女は不思議な体験をします。

なんと、マッチの炎とともに、暖かいストーブや七面鳥といったご馳走の数々、綺麗に飾られたクリスマスツリーなどのが一つ一つと現れ、少女の心を癒しました

ですが、炎が消えると同時に、幻も消えてしまいます

少女は困惑し、天を向くと流れ星が流れました。

以前、可愛がってくれていた祖母が「流れ星は誰かの命が消えようとしている象徴なのよ」と言っていた事を思い出しました。

また幻が見たいとマッチに火を付けると、その祖母の幻が現れました。

マッチの炎が消えると大好きな祖母も消えてしまう、そう思った少女は慌てて持っているマッチ全てに火を付けました

幻の祖母の姿は眩い光に包まれていき、少女を優しく抱きしめながら天国へと昇っていきました

新年を迎えた朝、少女はマッチの燃えかすを抱えたまま、幸せそうに微笑みながら死んでいるのが発見されました。

以上が、マッチ売りの少女の童話のお話です。

マッチ売りの少女は、デンマークの童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの創作童話の一つで、アンデルセンの実母をモデルにしたとも、貧しい者を見捨てる当時のデンマーク社会への批判を書いたとも言われています。

失意の中マッチに火を灯した少女が、自分の望むものをマッチの炎の中に見たと考えると、子供が読むことが多い童話ですが、大人が読んでも非常に感慨深く感じると思います。

図書館やインターネット上でマッチ売りの少女の童話を読むことも可能ですので、お時間ある際に是非読んでみてはいかがでしょうか。

火の用心の夜回り「火の用心 マッチ一本 火事の元」とは?

火事の写真

火事

皆さんは、夜に「カチンッ、カチンッ!」という拍子木(ひょうしぎ)の音と、拍子木を鳴らした後の「火の用心 マッチ一本 火事の元」という掛け声を行う、火の用心の夜回りを聞いたこと、行ったことはありますでしょうか。

住んでいる地域で夜に分担して行う行事であったり、決められた方が行ったりなどと、地域により行ったり、行っていなかったりしますが、火の用心を呼びかける他にも、不審者の徘徊や放火といった犯罪を、未然に防ぐためのパトロールの意味も含まれています。

ここで、そもそも「火の用心 マッチ一本 火事の元」にはどんな思いがこめられているのか、なぜ拍子木を打ち鳴らすのか、疑問に思われる方もいらっしゃるかと思います。

ここからは、火の用心の夜回りの際の掛け声である「火の用心 マッチ一本 火事の元」について、ご紹介していきたいと思います。

火の用心の語源とは?

戦国時代のカブトの写真

戦国時代のカブト

徳川家康と豊臣秀吉が愛知県の小牧山で戦っていた時代に、徳川家康の家来だった武将の本多作左衛門重次が、妻にあてた手紙の内容が語源とされています。

手紙の内容は、

一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」と書かれていました。

火事に気をつけるよう(使用人に徹底させなさい)、(五人の子供のうち、男子は)仙千代だけだから大事にせよ、(武士にとって大切な足である)馬の世話を怠るな」という意味であり、日本一短い手紙として有名になったことから、夜警の掛け声に採用されたという由来があります。

拍子木にはどんな意味がある?

拍手の写真

拍手

拍子木とは、堅い木で作った二本の四角い棒状の音具の事を言い、棒を打ち合わせることで「カチンッ!」という響きのある音を鳴らすことができます。

音がよく響くことから、人々の注目を集めるために用いられるようになりました。

拍子木は基本的に2回打ち鳴らされますが、2回打ち鳴らす理由として、様々な説が唱えられていますが、神社の二礼二拍手一礼のように、中国の陰陽思想が関係していると言われています。

すべての物事には陰と陽という2つの側面があり、2度打つことによって陰と陽の一対を表しています

また、神に捧げる食事の形式は、カシワの葉を編んだ食器を使い、捧げる際の合図として二拍の手打ちをしました。

これが柏手の起源であり、神と心を一つにする合図として、様々なしきたりで用いられるようになりました。

このことが、拍子木を2回打ち鳴らす起源になったといわれています。

マッチ一本 火事の元 とは?

マッチを点火する写真

マッチを点火

火の用心に続くフレーズ「マッチ一本 火事の元」とは、そのままの意味ではありますが、マッチ一本で付けられる小さな火でも、どんどん火が広がって、家や人を焼いてしまう程大きな火事の元になってしまう、という意味があります。

現在、火の用心は標語や日頃の用心としてフレーズを聞くことはあっても、「マッチ一本 火事の元」はあまり聞かなくなりました。

理由としては、マッチそのものが家庭に普及しなくなったからです。

昔はガスコンロの火やストーブ、タバコなどに火を付けるために、マッチは欠かせない存在でした。

現在は、タバコにはライターを使って火を付ける方が多く、ストーブやガスコンロも自動点火になっており、文明が発展するとともに、マッチも衰退してきています。

ですが、火の用心の標語と言えば、「マッチ一本 火事の元」が有名ですので、小さな火と侮らずに、火を使う際は決して目を離さず安全面に注意することが必要ですね。

最後に

この記事では、マッチに関連した様々な豆知識や雑学をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

9月16日はマッチの日ということで、普段マッチを使っていない方も、当時の文明がいかに画期的なものであるか、マッチに触れるチャンスだと思いますので、着火方法や注意点を確認した上で、使用してみてはいかがでしょうか

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

 

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