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花輪ばやし2019!日程や見所を簡単チェック!

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花輪ばやし

本格的な夏を迎える8月には、日本中のあちこちで夏祭りが開催されます。

心躍る祭り囃子の音色は、昔の人々が感じたウキウキ感を私たちに時を超えて伝えてくれるものです。

祭礼囃子では有名な日本三大囃子をご存知でしょうか。ここでは、その1つである秋田県の「花輪ばやし」をご紹介いたします。

花輪ばやしとは

秋田県北東部に位置する鹿角市(かづのし)は、昔から金や銅の産地として栄えてきました。

鹿角市の花輪地区には、皮投岳(秋田県と岩手県の境界山で標高1,112m)の山麓に本殿を持つ幸稲荷神社(さきわいいなりじんじゃ)があり、地元では産土神さんとして親しまれています。

「花輪ばやし」とは、毎年8月19日、20日になると、鹿角市の花輪地区10町内から幸稲荷神社に奉納される祭礼囃子の祭事のことです。

花輪ばやしで奏でられる独特な3種類の曲調には、江戸中期から幕末にかけて楽曲されたもの、幕末期の当時流行した演芸ばやしを真似たもの、最も古い伝承曲は平安時代末期に伝わったものがありますので、花輪ばやしは千数年以上の古い歴史を持つ地域の祭典と言えるでしょう。

花輪ばやしの特色

花輪ばやしの特色

豪華な金と漆塗りの屋台

秋田県鹿角地区は昔から金が採掘されていた伝説が残る金と銅の一大産地。戦国時代から明治時代にわたり、周囲の豪族たちの土地の争奪戦に翻弄されてきました。

その歴史を引き継ぐように花輪ばやしの屋台には豪華な金箔が施されています。

贅沢な漆塗りという厳格な造りの屋台は町内トップレベルの宮大工達によるものでそれらの魅力が光るのは、お祭り最大の見どころである19日と20日の駅前行事ですが祭り以外の日でも、道の駅かづの「祭り展示館」にて触れることができます。

夜通しの全力投球

秋田県の花輪ばやしが日本各地のお祭りと異なるところは、夜を徹して鳴り響く賑やかなお囃子と祭り行列にあると言えるでしょう。花輪ばやしには、委員会があり役職が設けられていて「定年制」敷かれています。

花輪ばやしに参加して、囃子の演奏や先導係ができるのは41歳までで、以降は裏方に回り後継者の教育やお世話係に徹します。男性の厄年42歳にポイントを置いている点に、地域の人々の並々ならぬ町内の誇りと参加者を労る思いが伝わってくるようですね。

厳格な空気に包まれるお祭り

花輪ばやしの光景には、町名入りの法被を着た男性達が手に提灯を持ち、屋台を先導して勇ましく練り歩く姿や、花輪ばやしの独特の手打ちサンサ(神様への挨拶)に、どこか厳粛な空気を感じるものです。

お祭り期間は、お互いの町内へ敬意を表す慎ましい仕草や、屋台の通行権を争う姿を見てしまったりと、いろんな人間ドラマに遭遇するでしょう。花輪ばやしは、人々の町内への熱い誇りが交差、衝突する時でもありますが、全町内が一同に揃って合唱する勇ましいサンサは身震いする程の感動があります。

花輪ばやしの見所

花輪ばやしの見どころは、19日と20日の夜に開催される駅前行事です。

花輪駅前広場に全10町内の豪華な屋台が円陣を組んで並び、囃子の競演が始まります。桟敷席ぎりぎりまで近づいて来るサービス精神旺盛の屋台に観客は湧き、提灯の明かりに照らされる黄金の美しさは豪華絢爛そのもの。

他の祭りでは体感できない世界です。

2019花輪ばやし開催スケジュール

花輪ばやし開催スケジュール

8月19日(月)
<御旅所詰め>
・17:30〜18:35 御旅所に向かって屋台と共にパレードか開始されます。
・17:35〜18:55 御旅所前にて行事開催前のサンサが行われます。
・18;55〜19:50 花輪駅前に向かいパレードが開始されます。

・19:50〜21:15 パレードが花輪駅に到着し10町内が集合して駅前行事が行われます。

・21:15〜23:00 駅前行事を終えた各町内の屋台が自町内にむかってパレード開始
自町内に到着すると朝詰パレードへの準備へと移ります。

8月20日(火)
<朝詰パレード>
・0:00〜       各町内の屋台が朝詰パレードに向かいスタートをきります。
・2:15〜2:40   稲村橋に全10町内の屋台が一列に並びます。

稲村橋で繰り広げられる朝詰のサンサでは、朝の澄んだ空気に浮かび上がる屋台の明かりと、川面に映る光景が明け方の空に美しく映えて見物客を魅了します。
・2:55〜4:00   稲村橋にて「枡形行事」と呼ばれる厳粛な神事が始まります。
・4:00〜6:00   それぞれの町内の屋台が自町内に向かって帰ります。

<赤鳥居詰パレード>
・11:00〜19:00  花輪地区の町はお祭りモード最高潮で賑やか。
各町内でバンド演奏や民謡舞台、屋台巡行が行われています。

・20:40〜21:30  前日と同じく、全町内の屋台が花輪駅に到着して揃うと駅前行事が始まります。

・23:30〜23:45 駅前行事を終えると各町内の屋台は幸稲荷神社へと向かい「赤鳥居行事」が開催されます。祭り終了の挨拶と最後のサンサが見られます。

・23:45〜2:30  祭りが終了し各町内の屋台はそれぞれの町へ帰り着きます。

祭り開始期間の当日の交通規制図と、花輪ばやし運行概要など下記の公式サイトにて1ヶ月前から公開されますのでご確認ください。

花輪ばやし公式

まとめ

豪華な屋台と共に、祭り囃子の笛、太鼓、三味線、鉦の音色が花輪地区の2日間を豪華に彩る花輪ばやし。2016年にはユネスコ世界無形文化遺産にも登録され、毎年全国から訪れる観光客の数は約20万人を超えるとも言われています。

豪華絢爛の世界の花輪ばやしに一度訪れて、その魅力をぜひ、近くで感じてみませんか。

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