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博多祇園山笠2019!日程や見所を簡単チェック!

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博多祇園山笠

櫛田神社

山笠があるから博多...というくらい、博多と切っても切り離せないお祭り。

朝っぱら4時59分から開催される迫力のイベント。

なぜ5時ではなく4時59分なのか?...など、記事では15日間に渡って開催されるお祭りの逸話見所などをご紹介します。

博多祇園山笠の由来

博多祇園山笠

櫛田神社の飾り山笠

毎年7月1日から15日に開催される博多祇園山笠

古くから博多の総鎮守として知られ、正式名称は櫛田神社祇園例大祭と呼ばれ、会期中300万人の人々が訪れるお祭りです。

その歴史は古く700年前の鎌倉時代、博多で疫病が流行した際、臨済宗の僧侶が人々に担がれた祭壇のうえで水を撒きながら町をまわり疫病退散を祈願したことが起原とされます(諸説あり)。

安土桃山時代、島津氏との合戦で焼け野原になった博多を復興する際、豊臣秀吉が町をいくつかの「流(ながれ)」とよばれるグループにわけたのですが、これが現在の山笠を運営する単位となりました(現在は7流が存在)。

当初、祭の由来(疫病退散祈願)が似ている京都祇園祭のように、単に山車をひく行事だったのですが、江戸時代の半ばに、休憩中の「流」が別の「流」に追い越されることがあったそうです。

その時、2つの流れが抜きつ抜かれつを繰り返したのですが、これが博多山笠最大のクライマックス「追山」のはじまりといわれています。

明治時代になり、山笠が電線を切断する事故が相次いだり、路面電車の架線がひかれたりしたため、山笠は観賞用の大きな「飾り山」と高さ3メートルくらいで運行用の「舁き山」(ひきやま)にわけられました。

さらに時代がすすみ、1979年に市内電車の軌道が全廃されると「舁き山」の高さ制限は緩和され、今では4、5メートルくらいになっています。

山笠期間中はキュウリは食べてはいけない!?

よく知られている話なのですが、山笠期間中、参加者はキュウリを食べてはならないことになっています。

その由来は諸説あるのですが、キュウリの切り口が櫛田神社の紋章に似ているから、というのが有力説。

またキュウリといえば山笠開催中の夏が旬ですが、旬のキュウリを断ってまで祭に意気込むという説もあるそうです。

また、全国の数々の祭が以前はそうだったように山笠祭も女人禁制であり、その伝統をいまも厳格に引き継いでいます。

そのルールは1970年から始まった小学生が小型の山笠を引く「子供山笠」という行事においても厳守され、参加どころか参加者の詰め所にも入れないしきたりとなっています。

どうして5時ではなく4時59分なの?

開始時間が5時ではなく4時59分なのは、5時にスタートする前「祝いめでた」という唄が歌われるから。

「祝いめでた」は博多のハレの舞台では必ず歌われる祝い唄で、追い山では櫛田入りをする際、一番山笠のみに歌う名誉があたえられているそうです。

スケジュールと見所

7月1日
・注連(しめ)下ろし
・ご神入れ
・当番町お汐井(しおい)とり

7月9日
・全流お汐井とり

7月10日
・流舁き

7月11日
・朝山笠
・他流舁き

7月12日
・追い山笠ならし 15:59

7月13日
・集団山見せ 15:30

7月14日
・流舁き

7月15日
・追い山 4:59

博多山笠公式HP

博多山笠最大の見所・追い山

博多祇園山笠

追い山

この中で最大の見所といえば、100万人の観客が詰めかけるという追い山(15日)。

早朝に櫛田神社をスタートした山笠がゴール、須崎の「廻り止め」を目指し、まだ明けやらぬ博多の待ちを駆け抜ける迫力のクライマックス。

なかでも「櫛田入り」とよばれる、各山笠が櫛田神社に入る様子がおすすめ。

境内の清道とよばれる山笠が奉納のために廻る円周状の道に設けられた桟敷席で観覧するのがベストなのですが、そこで見学するには桟敷券が必要です。

ちなみに席は自由で早い者がちなので、いい席を確保するため前日14日のお昼から並ばれる人もいらっしゃるそうです。(桟敷席への入場は15日午前2時より開始)

桟敷席は数が限られていますが、一応、購入方法をご案内します。

毎年6月26日9時より櫛田神社にて販売。(ただし十数分で完売)

  • 追い山ならし」(7月12日):3000円(300枚)ひとり2枚まで購入可
  • 追い山」(7月15日):6000円(300枚)ひとり1枚まで購入可

博多山笠公式HP

櫛田入り動画

その他、追い山の見所としては、コース中、そしてゴール。

そのすべてに見応えがあり、特に以下のスポットはおすすめです。

  • 大博通り」:道幅が広く子ども連れでも安心。
  • 東町筋」:道幅が狭いので迫力がある。
  • 承天寺前清道」:狭い道を180度ターンするスリリングなコース。
  • 旧西町筋の狭い四つ角」:最も狭い道を直角に曲がりがる難所。

また、祭の最後のイベントとして「山崩し」があります。

これは追い山を終え、山小屋とよばれる場所に戻ってきた舁き山が代表者のスピーチ後、すぐに取り壊されるというもの。

舁き山の人形や飾りをもちかえると、その年は無病息災と言われ、「流」によっては舁き手が舁き山にのぼり人形を壊して取り合う(西流)迫力のシーンにお目にかかることができるそうです。

博多山笠公式HP

会場・アクセス

櫛田神社:福岡県福岡市博多区上川端町1−41


地下鉄
「中洲川端駅」または「祇園駅」下車、徒歩で5分
追い山が行われる7月15日早朝は、毎年臨時列車が午前3時から運行

バス
追い山が行われる7月15日の早朝は、臨時バスが運行しますが午前4時30分より山笠が走る区内は車両通行止めになるため、バスの運行は4時まで、お早めにお出かけください。


交通規制による渋滞の緩和と駐車場不足のため車でのお越しはお控え下さい。

博多山笠公式HP

まとめ

その昔、山笠の時期、仕事で九州のとある場所(福岡県ではない)にいったことがあるのですが、つけっぱなしにしたテレビから流れきた博多山笠の中継で目覚めたことがありました。

追い山の中継で、しかもスタートする前の時間。

こんな朝っぱら(というか夜中)から祭をやっていることもさることながら、テレビ中継しているのもスゴイことだ、と人々の山笠に馳せる熱い想いに感心したことを覚えています。

その一方、本文「山崩し」で書きましたが、「舁き山」は山小屋に帰って1時間も断たないうちにあっさり解体され、倉庫にしまわれるそうです。

大切な「舁き山」をそんな風に惜しくことなく仕舞ってしまうのは「熱さ」とともに博多っこの気質を特徴づける「潔さ」をあらわしているのだそうです。

今度はぜひライブでその雰囲気を味わってみたいとチャンスをうかがっています。

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