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俳句の日とはいつ?どんな記念日?意味や由来は?知って得する雑学も!

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8月19日はその語呂合わせの通り、「俳句(819)の日」となっています。

最近はTV番組の影響もあって、俳句が身近なものになってきましたね。

そんな俳句の日にちなんだ様々なことを、紹介したいと思います。

「俳句の日」の由来とは

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1991年に正岡子規の研究をしていた、坪内稔典らによって提唱された記念日です。

夏休み期間中でもあることから、子供たちに俳句に親しんでもらいたいという願いも込められているようです。同じ8日19日には、「俳句記念日」というのもあります。こちらは2014年に「おしゃべりHAIKUの会」という、俳句作家の上野貴子さんの主催する会により制定された記念日。

目的は同じようなもので、一人でも多くの人に俳句の楽しさを知ってもらい、親しんでもらいたいという思いから制定されたようです。

俳句・和歌・短歌・川柳の違いとは?

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俳句とは?

俳句というのはどのようなものでしょうか?5・7・5の17文字で構成されたもので、そこには必ず季節を表す「季語」を入れなければなりません。そのため俳句のテーマは、自然や季節を題材にしたものになります。

誰もが知っている有名な俳句をご紹介しましょう。

柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺

作者は正岡子規で、季語は柿(秋)です。

法隆寺に立ち寄った後、近くのお店で柿を食べていると法隆寺の鐘が鳴って、その鐘の音色に秋の訪れを感じたという意味。奈良旅行の工面をしてくれた、夏目漱石に対してのお礼の意味もあるのではないか?とも言われています。

この奈良への旅が、正岡子規の生涯最後の旅になったというのもあり、どこかもの悲しさを感じさせる句でもありますね。

和歌・短歌とは?

和歌と言えば、万葉集や百人一首に詠われているものです。有名なものとしては百人一首の歌で、漫画「ちはやふる」のタイトルにもなっているのがこの句です。

ちはやぶる神代も聞かず竜田川 からくれなゐに水くくるとは

作者は在原業平朝臣。

直訳すると「神代の昔にも聞いたことがない。竜田川の水の流れを深紅にくくり染めにするとは」ということのようですが、ここには秘めた恋心が詠われているようです。紅葉で真っ赤に染まった龍田川と、自分の中の激しい恋心との心情を掛け合わせた意味。

短歌も和歌とほとんど同じようなものです。現代で有名な歌人と言えば、俵万智さんがいますね。

代表的なものとしては、

働けど働けど猶わが生活(くらし)楽にならざり ぢっと手を見る

という石川啄木の短歌が有名ですね。

悲哀観たっぷりのこの短歌を書いた当時、本当に苦労していたようです。しみじみ手を見てしまうという気持ち、わからないでもないですね。

川柳とは?

最近ではサラリーマン川柳や、シルバー川柳が有名になってきましたね。

川柳は江戸時代中期に確立されたもので、言葉遊びの側面が強いため、誰もが親しみやすいものとなっていったようです。戦国大名の性格を例えた、以下の川柳が有名ですね。

「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」(織田信長)
「鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス」(豊臣秀吉)
「鳴かぬなら鳴くまでまとうホトトギス」(徳川家康)

他にも

「おそれ 入谷の 鬼子母神」
「駒込は 一富士二鷹 三茄子」

などがあります。やはりユーモラスなものが多いようです。

俳句・和歌・短歌・川柳の違いまとめ

以上の違いを表すと、次のようになります。

俳句も川柳も同じ「5・7・5」の17文字で、季語の入ったものが俳句、季語のないものが川柳となります。和歌と短歌は同じ「5・7・5・7・7」の31文字です。

現在ではほとんど同じ意味をなすという人もいれば、まったく違ったものと表現する人もいます。

簡単に言えば、時代の違いでしょうか。和歌は古典とされるもので、小野小町などが有名です。そして短歌は時代が新しく、正岡子規や与謝野晶子といった歌人がいます。

和歌は間接的な表現をしたのに対して、短歌は写実的な表現をしているというのが特徴のようです。

まとめ

短い言葉の中に様々な意味を含め詠んだ俳句や和歌。日本人の感性の繊細さを感じさせますね。

最近では海外でも、俳句をたしなむ人が増えているようです。「俳句の日」には句を詠んでみるというのもいいかもしれませんね。

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