「歯磨き?毎日寝る前にしっかり磨いているよ!」
「歯磨き粉たっぷりで磨くと、爽快感が最高なんだよね!」
歯磨きという行為、これはおそらく多くの人にとって、何気ないルーティーン化されているものかと思います。
毎日特に意識するわけでもなく、決まったタイミングで洗面所に向かい、歯を磨く。
時間がなく、遅れそうなときは、省略されてしまう程度の優先順位。
しかし、この歯磨きをおろそかにしてしまうと、大変なことになってしまうと聞いたら、どう感じますか??
「歯磨きを制する者はビジネスを制し、人生をも制する!」
とまでは言うことができませんが、皆様の人生を支えるうえで、非常に大切な行為であるのは紛れもない事実です。
そこでこの記事では、毎日の何気ない行為だからこそ、おろそかにしがちな歯磨きについて、あれこれ説明していきたいと思います。
歯茎の日の由来
世の中、実は毎日が「○○の日」に制定されているのをご存知でしょうか。
祝日に制定されているものや、自分自身の恋人との記念日については把握されているのが多いと思います。
しかし、それ以外にも数えきれないくらい「○○の日」は存在しているのです。
そして、今回の記事のテーマである「歯茎」にもその日が存在しています。
一体いつなのかというと、毎月25日です!
なんと年に12回もあるのですね!
毎月25日というと、ニヤニヤとする方も多いのではないでしょうか?
そう、給料日の人が多いからです。
実は、歯茎の日が毎月25日は、給料日が毎月25日であることが由来とされています。
「毎日頑張っている歯を元気に保つために、しっかりと歯茎にお手入れと栄養を与えてほしい!そのために給料の一部で歯と歯茎をいたわるグッズを購入してほしい!」そういう思いが込められて、歯茎の日が制定されたのだそうです。
たしかに、歯が痛ければ仕事にも力が入りませんからね・・・。
毎日元気に仕事を頑張れるのも歯茎のおかげ!そう思えると、歯茎を大切になきゃと思えますね。
プラークコントロールとは
特に意識していなくても、毎日毎食後に歯磨きをされている方は多いかと思います。
中にはそれ以上の頻度で歯磨きをされている方もいるかもしれません。
そんな日常の一部となっている歯磨きですが、どのような意味があるかご存知ですか?
「歯を白くするため」「口臭を予防するため」「虫歯を予防するため」等、色々な考えがあることでしょう。
どれも正しいことは正しいです。
しかし、一言で表すとすれば「プラークをコントロールすること」と言えるでしょう。
プラークとは、簡単に言えば歯垢のことです。
歯と歯茎の結合部分あたりに白い塊が出てくることがありますよね。
それを除去するのが、歯磨きの最も大きな目的となります。
なぜなら、それが歯の汚れや口臭、そして虫歯といったような歯のあらゆるトラブルの根源となるからです。
よくプラークは食べカス程度にしか思っていない方もいますが、とんでもないです。
細菌の塊なのです。そんな不衛生なものを歯に付着させておいていいわけがありませんね!
だからこそ、しっかりとプラークを除去し、プラークゼロの状態を作り出していくことが口の健康に繋がっていくのです。
正しい歯の磨き方や適切なタイミング
プラークは基本的に、口内に食べ物を入れることによって発生するものと考えて良いでしょう。
それが溜まりに溜まってくると、除去するのにもそれなりに困難が伴うことになります。
ですから、基本的には何かを口に入れる度に歯磨きをするというのが良いでしょう。
つまり、毎食後の歯磨きは必須というわけです。
特に、夕食と朝食の間はかなり長い時間が空いてしまうことになるので、夕食後の歯磨きはより丁寧に行うべきでしょう。
ここでもし、プラークを取り残してしまった場合、夜中にどんどん細菌が繁殖してしまうことになりますからね。
「寝起きの口内はドブよりも汚い」と言われることもありますが、その原因はプラークの取り残しが原因なのではないでしょうか。
そして、歯の磨き方についてですが、適当に口の中で歯ブラシを走らせるだけではいけないというのは、容易に想像ができるかと思います。
「プラークコントロール」が歯磨きの目的ですので、やはり目的物のプラークの場所を意識しながら、そこを重点的に磨いていくというのが正しいやり方です。
洗面所には鏡があると思いますので、歯を磨く前に一度口内の状況を確認し、プラークの有無を見ておくといいでしょう。
歯と歯の間にプラークが付着している場合もありますので、そういった場合には歯ブラシだけではなく、フロスや歯間ブラシといったアイテムを使うこともおすすめです。
歯磨き粉は必須ではありません。歯磨きによる爽快感でしっかりと磨けていないのに、磨けていると勘違いしてしまうことで十分な歯磨きができていない方も多くいるので、むしろつけない方がおススメと言えるかもしれません。
歯磨きも技術が大切です。
長い時間磨けばOKとか、強く磨けばOKということではありません。
むしろ、歯磨きはやりすぎると、歯の摩耗や歯茎の出血等、別の問題も引き起こすことがありますので、注意が必要なところです。
(参考サイト)
MYLOHAS カラダ・食・マインドを整える(https://www.mylohas.net/2018/03/brushmyteeth.html)
荒木田歯科医院(http://www8.wind.ne.jp/arakidadc/perio10.html)
生活さいじ百科(https://saizi100.com/kinenbi/hagukinohi)
まとめ
この記事では、歯茎の日の由来、歯磨きの意味、歯磨きのタイミングと方法について説明しました。
私自身、1日3回歯を磨く習慣があるのですが、あまり何も意識せずになんとなく磨いているだけだったような気がします。
一回磨かなかったからといって、いきなり虫歯になるとか、そういったものではないのですが、やはり日々の積み重ねによって、最終的に歯の健康を手に入れられるのか、不健康な歯になってしまうのかという分かれてくるのだなと感じました。
毎日仕事に忙殺され、ついつい歯磨きを蔑ろにしてしまう方々も多いでしょう。
しかし、その頑張りを支えているのが歯であることを改めて考えていただき、大切にしていただければと思います。
毎回5分程度の歯への思いやりが、強く長く社会で活躍できるあなたを作ってくれるはずです!
今度の給料日、その一部を使って歯の健康グッズを購入してみてはいかがでしょうか?