夏から秋にかけて可憐に咲く花の中に「コスモス」という花があります。
小さな花びらと細い茎、色もピンクや白、黄色といった、可愛いイメージのある花ですよね。
コスモスは秋が特に見頃で、東京都の昭和記念公園、千葉県のふるさと広場など、有名なスポットで、毎年一面のコスモスの絨毯を見ることができます。
自宅のガーデニングにも選ばれることが多く、万人に愛されるコスモスですが、「コスモスの日」という記念日がある事はご存じでしょうか。
この記事では、コスモスの日に関連して、コスモスの特徴や花言葉についてご紹介していきますので、是非最後までご覧ください。
「9月14日 コスモスの日」の由来とは?
「コスモスの日」は「9月14日」に制定されています。
記念日を制定した団体や企業は不明ですが、3月14日のホワイトデーからちょうど半年経った日であることが由来とされています。
コスモスの日は、「プレゼントにコスモスの花を添えて交換し、お互いの愛を確認し合う日」として、お互いを大切に想い合う素敵な記念日です。
コスモスを添える理由は、コスモスの花言葉が由来していますが、花言葉については後ほどの章でご紹介したいと思います。
コスモスは、プレゼントの邪魔をしないような可憐な花なので、貰い手も嬉しく、渡し手としても贈り易いのが魅力ですよね。
夫婦、恋人、大切な人へ、コスモスの日にプレゼントを渡して、お互いが大切である気持ちを再確認してみてはいかがでしょうか。
コスモスってどんな花?
ここからは、コスモスの特徴についてご紹介していきます。
コスモスは、キク科コスモス属の花で、原産は熱帯アメリカです。
メキシコからスペインに渡り、マドリード王立植物園に送られた際に、「コスモス」と名付けられました。
日本には1887年頃に渡来したと言われており、秋の季語としても用いられます。
コスモスは漢字で書くと「秋桜」であり、1977年に歌手のさだまさしさんが、「秋桜(コスモス)」という曲を作詞作曲しています。
秋に咲く桜、と書いてコスモスと言われるほど、桜に匹敵するような魅力のある花ということですね。
花の大きさは大体6センチから10センチくらいの小ぶりの花であり、花の色は、主に“白、ピンク、赤、黄色”です。
コスモスを間近に見たことがある方は、花の形状を思い浮かべやすいと思いますが、花びらの枚数は8枚くらいで、花びらの先が柔らかく、3つに裂けるのが特徴です。
季節のフラワーフェスやイベントなどで、コスモスを見れる機会は多いですが、色の種類が多いのが魅力です。
多い数でも、主張が強い花ではないため、一面同じ色でも、様々な色が混ざり合っても、爽やかで可愛らしい印象を持たせのが、コスモスが愛される理由だと思います。
有名なスポットでのコスモス観賞は、圧倒されるほど綺麗で魅力的ですので、9、10月の見頃の時期に、是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
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コスモスの可憐な色別花言葉をご紹介!
前章で、コスモスの日にプレゼントにコスモスを添えて贈るお話をしましたが、コスモスを添える理由は、花言葉に関係しています。
ここからは、コスモスの花言葉についてご紹介します。
コスモスの花言葉は、「調和」「純真」ですが、色ごとに花言葉が違います。
・白のコスモスの花言葉:「優美」「美麗」
・ピンクのコスモスの花言葉:「乙女の純潔」
・赤のコスモスの花言葉:「乙女の愛情」
・黄のコスモスの花言葉:「野生の美しさ」
花言葉の由来ですが、コスモスの語源となるギリシャ語の「cosmos」には調和や秩序という意味があり、花言葉の「調和」もそれに由来していると言われています。
また、「乙女の〇〇」と、乙女が付いた花言葉が多いのは、コスモスの繊細で清潔感のある様子にちなんでいます。
「調和」や「純真」、「愛情」といった花言葉が、「相手の事を一筋に考え、愛している」という意味合いから、プレゼントに添える花として選ばれる理由なのです。
コスモスを贈る際には、色ごとに花言葉が違いますので、もちろん好きな色を贈るのも良いですが、花言葉を意識して、その色のコスモスを選んで贈るのも、ロマンがあって素敵ですね。
最後に
この記事では、コスモスの日に関連して、コスモスの可憐な魅力についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
9月14日の「コスモスの日」や、半年後のホワイトデーといった、人に物を贈ったり、想いを伝える記念日は、日本には多いですよね。
日本人の、人を思いやる気持ちから素敵な記念日が多いのだと思いますので、日頃から感謝や愛情の気持ちは、言葉や物に乗せて届ける事が大切なのではないでしょうか。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。