キャッシュレス決済。最近耳にする言葉ですよね!
もっとも良く利用するのはコンビニエンスストアやホームセンター、スーパーマーケットなどポイント還元を受けられる店舗だと思います。支払い時に現金ではなく、キャッシュレスで物を買うことが出来るうえポイントという恩恵まで受けられるのですから大きなメリットですよね!
このキャッシュレスを普及させるべく「キャッシュレスの日」があることをご存知でしょうか?
今回はキャッシュレスの日について紹介したいと思います。
キャッシュレスの日の制定理由
日本キャッシュレス化協会は、日本のキャッシュレス化を促進する為、毎月10日・20日・30日の「0」の付く日を「キャッシュレスの日」として制定しました。もともと日本キャッシュレス化協会はキャッシュレス化推進に取り組む企業や団体を支援する為に発足しました。
キャッシュレスの日には、キャッシュレス化に積極的に取り組む店舗を「キャッシュレス化推進店」として選定・表彰し、キャッシュレス化の意義を広く周知しています。
キャッシュレス決済のメリット・デメリット
日本の現状はまだまだ現金支払いがメインになっています。世界のキャッシュレス決済の比率を見てみると進展国は40~60%であるのに対し、日本は20%程しかありません。
閣議決定された「未来投資戦略2017」によると、2027年6月までにキャッシュレス化を倍増(40%程)することを目標とされています。
今後増えていくと思われるキャッシュレス決済。メリットとデメリットを紹介したいと思います。
- 現金を持ち歩かなくて良いから安全である
- 現金がなくなった時ATMや口座からお金を下ろす手間がない
- 利用履歴が確認できるので、家計簿のようにデータ管理がしやすい
- 決済するごとにポイントが貯まる
- 支払い時の時間短縮
などがあります。
メリットは知っている。
支払いもスムーズで楽なことも知っているのにキャッシュレス決済が浸透しないのはなぜなのでしょうか?
- スマホやカードなどを紛失した時のセキュリティー面が心配
- 自然災害が起こった時支払いが出来なくなるのではないか心配
- そもそもキャッシュレス決済についての知識が少ない
- キャッシュレス化に対応できない店舗がまだまだたくさんある
- お金を使うことに対する危機感が低下する
メリットを上回る以上にデメリットのイメージが強いからではないでしょうか。リスクを嫌う日本人にとって、スマホやカードを失くした時のリスクや自然災害が起こった時に支払いが出来ないリスクを考えるとどうしても現金から離れられない気持ちも分かります。
まだまだキャッシュレス化に対応できない店舗が多いというのもキャッシュレス化が浸透しない大きな理由かもしれません。
怖い!?キャッシュレス破産
ギャンブルをしたことがある人は分かると思いますが、汗水かいて稼いだ1万円とギャンブルで勝った1万円。同じ1万円でもギャンブルで得た1万円は無駄遣いしてしまいがちだと思いませんか。同じ価値なのに稼ぎ方次第で価値が違うように感じるのです。
この考え方はキャッシュレス決済でも起こり得るのです。現金だと大事に感じて大切に扱うのですが、いざキャッシュレスのお金を持つようになるとお金の価値を軽くみてしまい無駄な浪費をしてしまう。
敷いては使いこんで破産にまで至ってしまうことがあるので金銭感覚が麻痺して浪費を繰り返してしまう。その結果、お金が無いのに買わなくて良いものまで買ってしまう。負のスパイラルに陥ってしまうのです。
まとめ
キャッシュレス決済はたくさんのメリットがあります。しかしデメリットもたくさんあります。世界各国キャッシュレス化が進む一方、日本も世界水準に合わせていくためにこれからどんどんキャッシュレス決済の環境ができあがることでしょう。
そうなったときに一番安全に、お得に、上手に使用できるアイテムとして使いこなせるよう、キャッシュレス決済に関していろいろな情報や知識を得たいものですね。